VOL28二人目不妊について

2021年12月27日

なかなか第2子を授からない、二人目不妊の方が多くいらっしゃいます。

二人目不妊のお母さんの多くは、「自分の時間がない」ことが多いようです。時には子供を預けて、一人の時間を持つことも大事です。好きなことをする時間を作り、ココロを温めましょう!

そして、妊娠力をアップさせるために、規則正しい生活、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレスの緩和に取り組み、健康なカラダを作りましょう!

土台ができていない状態では、卵子を良い状態に保つことができずに、妊娠しづらくなったり、妊娠したとしても、正常に育っていくのが難しくなってしまいます。最先端技術をもってしても、成功しないこともあります。

家族がハッピーでいるためには、お母さんがハッピーでいなくてはいけません。やはり、ココロとカラダが大切なのです。

VOL27不育症・反復流産の東洋医学的解釈

2021年12月27日

「不育症」とは、妊娠しても、流産や死産を繰り返し、生児を得られない場合と定義されています。

自然流産は、全妊娠の約15%に発生しますが、そのうち約80%は、卵子の老化(その卵子に偶発的に発生した染色体異常)によるもので、年齢とともに増加し、防ぐことのできない流産といわれています。

東洋医学の考え方では、妊娠・出産は「腎」が司っています。腎のエネルギーが低下すると、自律神経の調節がうまくいかなくなります。自律神経は、基本的な生命活動をコントロールしていて、自律神経がエネルギー不足を感知すると、生命を維持する活動を優先させ、母体保護のために妊娠を中止にしてしまうと考えます。

規則正しい生活、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレスの緩和は、自律神経のバランスを整え、妊娠力をアップするだけでなく、不育症や習慣流産を防ぐ体作りでもあります。ぜひ、取り組んでみてください。

VOL27 妊活ココロも温めましょう

2021年12月27日

真面目な人ほど、「妊娠するためには、どんなことでも犠牲にしてがんばろう。」と思ってしまいがちです。傷ついて落ち込んだ心は、冷たくなってしまい、筋肉を固く縮こまらせ、血流を悪くしてしまいます。

幸せに生きるために、子どもを望むのであって、妊娠がゴールではありません。今の自分と向き合って、あるがままを受け入れ、健康なカラダ作りとライフスタイルの改善に取り組むことで心の冷えを取りましょう。そして、二人の良好なコミュニケーションと支えてくれる周囲の人達への感謝の気持ちで、ココロも温めていきましょう。

VOL26ココロとカラダを温める生活睡眠解消で妊娠力アップ!

2021年12月27日

人は、睡眠によって体を回復させるとともに、自律神経を整え、ホルモンバランスを整えています。睡眠不足によって、ホルモンバランスが崩れると、体温が低下してきます。
最新医学の研究では、成長ホルモンを分泌させるには、最初の90分に深く眠ることが大事ということがわかっています。成長ホルモンは、体の成長促進や、老廃物の排除、様々な酵素の生成、脳と精神のメンテナンスなどに関わっています。卵子や子宮にとっても、必要なホルモンであることがわかると思います。質の良い睡眠をとることが、とても大事なのです。質の良い睡眠をとるために、
⑴食事は寝る3時間以上前に済ませる
⑵寝る1時間半前にぬるめの湯でゆったり入浴する
⑶夜は部屋を暗くする
を実践してみましょう。

VOL25ココロとカラダを温める生活 運動不足解消で妊娠力アップ!

2021年12月27日

体を芯から温めるには、体を動かして、自分で熱を発生させるのが一番です。大きい筋肉を動かすことが、より熱を発生させるので、一番効果的なのは、ウォーキングです。最初は通勤時に1~2駅歩いてみたり、ちょっと遠回りをしてみたり、階段をつかってみたりからで良いと思います。休日の買い物を、徒歩で行ってみたり、ちょっと大きなショッピングモールを歩いてみたりでも、良いと思います。

ラジオ体操もおすすめです。体をまんべんなく動かすために必要な運動を組み合わせて作られていて、負担も少なく、手軽に行うことができます。

室内でエアー縄跳びをしてみたり、好きな音楽に合わせて踊ってみたりでも良いでしょう。

とにかく体を動かしてみる。それが大事です!

VOL24ココロとカラダを温める生活 上手に食べれば妊娠力アップ!

2021年12月27日

体は、食べたものでできています。糖質を控え、たんぱく質を積極的に摂り、ビタミンやミネラルをバランスよく摂りましょう。

特に摂ってほしい栄養素

たんぱく質=赤ちゃんとママの体を作ります。

鉄=子宮の環境を整え、赤ちゃんに栄養を届けます。

ビタミンB群=妊娠初期~授乳期まで必要不可欠です。

ビタミンE=ホルモンの調節作用や抗酸化作用があり、妊娠ビタミンとも呼ばれます。

ビタミンA=子宮内膜を整え、赤ちゃんが宿りやすい環境を整えます。

ビタミンC=ストレスや老化から体を守ります。

亜鉛=胎児の細胞分裂を促します。

コレステロール=ホルモンの材料になります。

カルシウム、マグネシウム、ビタミンD=排卵を促し、骨を強くします。

VOL23 不妊 自覚症状の無い「冷え」は怖い

2021年12月27日

PMSや生理痛、生理不順などは、「冷え」が原因で起こることが多いといわれています。血流が悪いために、いい卵子が育たず、子宮内膜もフカフカにならず、なかなか着床できず不妊が続いたり、せっかく着床しても正常に育たないこともあります。

「冷え」が続くと、それに慣れてしまい、冷えていることが自覚できなくなっていきます。体の不調を自覚できずに、どんどん悪化してしまうこともあります。怖いですね。

東洋医学の鍼灸の治療を受けたあと、体のだるさや痛みを自覚する方がいらっしゃいます。体の自然治癒力が高まり、本能がきちんと機能しはじめたことにより、疲れや痛みを感じることができるようになったのです。

今、「冷え」を感じていなくても、ココロとカラダを温める生活をしてみましょう。自然治癒力が高まり、生命力がアップし、「冷え」が改善することで、良い卵子が育ち、フカフカのベッドができ、妊娠力アップにつながります。

VOL22妊娠力アップに対する東洋医学の考え方

2021年12月27日

西洋医学は、肉体のそれぞれのパーツを細かく分析し、悪いところを取り除く治療が得意なのに対して、東洋医学は、全体のバランスを重視して、自然治癒力を向上させることを得意としています。

東洋医学の古い古典には、「婦人科の病気は過労などで虚する(中身がなくなる、精力がなくなる)ことにより冷えが蓄積。気のめぐりが悪くなり月経不順となる。」「冷えが続くと血のめぐりも悪くなり、子宮の働きが悪くなり、経絡(ツボとツボを結ぶ道)の流れも悪くなる」と書かれてあります。

不妊の原因は「不養生」と「冷え」とされているのです。

生活習慣を見直して、健康的な毎日を過ごし、ココロとカラダを温めれば、卵子や子宮にとってより良い環境が得られ、妊娠力をアップすることができるのです。

VOL21妊娠力アップ 心と体

2021年12月27日

不妊治療は、体への負担が大きい治療です。

不安やストレスも伴います。

体の不調がある状態では、卵子を良い状態に保つことができずに、妊娠しづらくなったり、妊娠したとしても、正常に育っていくのが難しくなってしまいます。

まずは健康なカラダをづくりをしていきましょう。 

「まわり道」に見えても、それが、一番の近道です。

そして、ココロも大切です。不妊治療は二人で取り組む共同作業ですが、男性と女性では、双方が思っている以上に温度差があります。体にも負担のかかる女性の気持ちを、男性がすべて理解することはなかなか難しいことです。でも、男性も悩んでいます。妊活の大変な時期を乗り越えるには、お互いに歩み寄り、夫婦のコミュニケーションを深めていく必要があります。二人の良好なコミュニケーションと支えてくれる周囲の人達への感謝の気持ちで、ココロも温めていきましょう。

VOL20妊娠体質をつくる食べ方 ストレス

2021年12月27日

  • ストレスは、栄養不足を招きます 

  ストレスというのは、人間関係や環境の変化などの精神的なダメージだ

  けではなく、暑い寒いなどの気候変化や、ちょっとした体の不調、飲酒

  や喫煙、糖分の摂りすぎや過度の運動なども、ストレスになります。

  ストレスを受けると、体内に活性酸素が発生し、増加すれば、細胞の老

  化が促進されていき、妊娠を遠ざけるばかりか、病気を引き起こしてし

  まいます。

  • ストレスで消耗されてしまう栄養素

  活性酸素に対抗するのが、抗酸化作用を持つ、ビタミンCです。体内で

  は合成する事ができないビタミンなので、積極的に摂りましょう!

  そして、ビタミンB群もストレスにより、消耗してしまいます。不足す

  ると、疲れやすい、イライラする、集中力が続かないなど、様々な症状

  を引き起こします。ビタミンB群は、脳の働きと関わっているため、パ

  ソコン作業をしている人や、集中力を必要とする作業をしている人は、

  特に不足していきます。

  • がんばりすぎないことも大切 

  なんでも完璧にしようと、まじめにやりすぎるのも、よくありません。

  神経質になりすぎて、自分自身を追い詰めてしまい、ストレスになって

  は、体に良くありません。


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