秋バテを解消し、予防するためにはオススメのツボ

2023年09月12日

秋バテを解消し、予防するためにはオススメのツボ
足裏の「湧泉(ゆうせん)」
と頭頂部の「百会(ひゃくえ)」のツボををご紹介します。
 


「湧泉」は足裏に位置し、エネルギーを湧き出させる効果があります。
 
足の指を曲げたときにくぼむ部分にあります。
 
こちらにせんねん灸を行うと元気が回復しやすくなります。
 
 

さらに効果的に秋バテを改善するためには、「百会」のツボも刺激しましょう。
 
 
 
頭頂部の中央に位置し、両耳の一番高い部分に左右の手の親指を当てて、中指を頭頂部に向けて伸ばします。両中指が当たった場所を1回10秒、ゆっくりと呼吸を吐きながら3回押すと、気の巡りが良くなり全身のダルさが解消されるはずです。
 
やってみてくださいね。

東洋医学から見た散歩の効用

2023年07月12日



こんにちは、今回は、日常生活の中で非常にシンプルにできる活動、「散歩」の効果効能を東洋医学的観点から解説したいと思います
 
今回のブログを見ていただければ、単純な活動「散歩」が健康に及ぼす影響について理解することで、あなたの健康活動のお役に立てるかと思いますので
是非、最後までご覧ください。


1. エネルギーの流れを改善



東洋医学では、人間の体はエネルギー(「気」または’Qi’と呼ばれる)の流れによって制御されていると考えられています。
このエネルギーが滞ると、不調や病気が生じる可能性がでてきます。
散歩は、このエネルギーの流れを改善し、バランスを取り戻す助けとなります。
特に、自然の中や公園などでの散歩は、自然のエネルギー(マイナスイオン)を吸収し、体内のエネルギーを調整するのに特に効果的です。
 


 2. 陰陽のバランスを保つ

 


東洋医学では、すべての存在は「陰」と「陽」の二つの力によって調和を保っているとされています。
適度な運動である散歩は、これらの力のバランスを保つ助けとなります。特に、朝の散歩は新鮮な空気を吸収し、「陽」のエネルギーを増やすのに効果的です。
 



 3. 心を落ち着かせる

 


散歩は心を落ち着かせ、ストレスを軽減する効果もあります。
これは東洋医学において重要な観点で、心と体の健康は密接に関連しているとされています。
静かな散歩は、瞑想に近い効果があり、自己とのつながりを深めることを可能にします。
 


 4. 健康な消化を促進

 


東洋医学では、消化機能は全体的な健康に大いに影響を与えると考えられています。散歩は、食物の消化を促進し、消化器系の健康を保つ助けとなります。

 
 

まとめ

 
 

以上のように、散歩は身体的な健康だけでなく、心の健康、エネルギーのバランス、そして全体的な生命力を改善するための強力な習慣なのです。このシンプルな活動が、私たちの日々の生活の中でより大きな影響を及ぼすことを理解することは、健康と幸福度を向上させるための重要な一歩となります。

散歩を習慣化することで、東洋医学の視点からみた多くの利点を享受できることを、ぜひ覚えておいてください。
自然の中で深呼吸をし、足を動かすことの喜びを感じ、生命力を高めましょう。

リフレッシュと心地よい自律神経の調整へ

2023年07月6日


季節の変わり目、気候の変化、あるいは生活環境の変動。そんな時期に、気づかぬうちにストレスが溜まっていませんか?
 
皆さま、お身体の調子はいかがでしょうか?
 
このブログを読んでいる今、もしかすると呼吸が浅くなっていませんか?

今日は、お金をかけず、時間も節約できる健康のためのセルフケア法をご紹介します。
 
オススメは「丹田呼吸法」です。
 
「丹田呼吸法」とは何かというと、もともとは坐禅を行う際の呼吸法で、現在では「セロトニン呼吸法」とも称されています。
 
丹田を意識しながらゆっくりと呼吸することで、リラックス効果を得られ、幸せホルモンとして知られる「セロトニン」の分泌を促し、自律神経の調整を目指すものなのです。

呼吸法といえば、「腹式呼吸」が思い浮かぶ方も多いでしょう。腹式呼吸は横隔膜を刺激して副交感神経を活性化し、周辺の内臓機能も高めることができます。さらに呼吸を補助する筋肉群がストレッチされることで、身体全体のリラクゼーション効果も期待できます。東洋医学の観点からも、気の滞りを解消し、イライラ軽減や血行改善につながります。

さらに、丹田呼吸は脳幹のセロトニン神経を刺激し、幸せホルモンであるセロトニンの分泌を促します!


丹田呼吸は腹式呼吸の効果に加えて、自律神経が興奮しているときにリラックスさせ、また機能が低下しているときに適度な緊張感を取り戻す効果があります。

それでは、具体的な方法を見てみましょう。まずは、あぐらをかくか、難しければ椅子に座って行いましょう。
 


1.まっすぐな姿勢をとり、目を閉じます。頭の頂点と天井をつなぐ糸に吊られているというイメージを持つと良いでしょう。
 
 


2.おへその下、横から指四本を当てた位置に利き手(あるいは両手)を当てます。小指の端の直線上が丹田の位置となります。
 
 

3.口から全ての息をゆっくりと吐き出します。無理なく、自然に息を吐くことが大切です。
 


4.次に、鼻から息を吸い込み、下腹部に空気を溜めるようにします。【4秒かけて吸う】
 


5.そして、口から息を吐き出します。息を吸う時間の2倍の時間をかけて、ゆっくりと息を吐きましょう。【8秒かけて吐く】
 
 


重要なポイントは2つです。一つは、無理に力を入れずにリラックスして行うこと、もう一つは丹田を意識してゆっくりと呼吸を行うことです。

※丹田の意識が難しい方は、肛門を適度に締めることを試してみてください。

丹田呼吸法は、日々の生活で溜まったストレスや疲れを和らげ、リラックスした状態をもたらすことで、心と身体の調和を回復します。自律神経が興奮しているときは心地よいリラックス状態へと導き、逆に機能低下しているときは適度な緊張感を引き出すことでバランスを整えます。

さらに、この呼吸法は女性特有の問題にも有効で、生理不順や不妊、更年期障害などに悩んでいる方にもおすすめです。自律神経が整えば、ホルモンバランスも改善されるため、妊娠を希望する方にとっても有益です。

それでは、一緒に丹田呼吸法を始めて、心地よいリラクゼーションの時間を過ごし、心と身体の健康を手に入れましょう。

 

妊活食材ガイド:生理周期に合わせた食事

2023年06月27日

こんにちは、仙台市宮城野区の不妊専門鍼灸ハナマルです。

『妊活中に最適な食べ物は何ですか?』という質問をたくさん頂きます。

そのため、今回はこのブログで、東洋医学の薬膳の観点から、生理周期に合わせた食事についてお話しします。

これを通じて、皆さまが自身の体調管理に役立てることができれば幸いです。

生理周期は、様々なホルモンの作用と調節によって進行します。

そのため、周期の各段階に適した食事をすることで、体調管理をより効果的に行うことが可能となります。

特に、東洋医学では、生殖に関わる体の機能を「腎」に分類し、それに関連する色を「黒」と示しています。

つまり、妊活食材として「黒い色」のものを選ぶと、生殖機能を補う助けとなります。

生理周期に合わせた食事のポイント



1. 月経期(1〜5日目)

 この時期は体力が低下しやすく、血液の排出が多いので、ふくらはぎや足首を温めることで血流を促進し、むくみ対策にもなります。また、冷たい飲み物や食べ物は血流を滞らせるので注意が必要です。この期間におすすめの食材は、人参、小松菜、さつま芋、牡蠣、いか、海老、カツオ、ナッツ類、ドライフルーツなどです。



2. 卵胞期〜排卵期[低温期](6〜15日)

 

 この期間は、元気な卵をつくるために体内で『血』がしっかりとつくられ、自律神経を安定させるためにも睡眠時間の確保が大切です。また、代謝が活発になるため、体を冷やさないことが重要です。この期間におすすめの食材は、大豆食品、赤身肉、キャベツ、春菊、葱、海老、カツオ、香味野菜などです。



3. 黄体期[高温期](16〜28日)

 

この期間は、受精卵が着床する時期であり、体を労り、冷えないようにすることが大切です。また、ホルモンバランスの変化により身体だけでなく精神も乱れやすい時期なので、リラクゼーションやリフレッシュを心掛け、無理のない生活を送ることが必要です。

この期間におすすめの食材は、生姜、ニンニク、キクラゲ、椎茸、鶏肉、ホタテ、人参、かぼちゃなどです。

さらに、これらの食生活に加えて、四季に合わせた季節の食材をバランス良く取り入れることで、自然の力も味方につけることができます。

以上が、生理周期に合わせた食事です。

妊活は一人ひとり異なる道のりですが、少しでも皆様の参考になれば幸いです。また何か疑問や不安があれば、いつでも宮城野区の鍼灸ハナマルまでご相談ください。あなたの妊活を全力でサポートします。

「妊活ブースト!体幹エクササイズで骨盤の活性化を」

2023年06月26日

こんにちは!妊活について考えている皆さん、今日は皆さんの妊活をさらに強力にサポートするための運動法についてお話ししたいと思います。

最近、鍼灸ハナマルには長時間のデスクワークや在宅勤務で運動不足になっている方が増えています。その結果、肩こりや背中の張りなど、身体の不調を訴える方が多く見受けられます。



「どんな運動をしていますか?」と尋ねると、多くの方がウォーキングを挙げます。

しかし、ウォーキングだけでは、これらの問題を解消するのには不十分です。

ポイントは体幹



そこで、妊活に有効とされる運動とは何かというと、答えは「体幹運動」です。単に歩いたり、腕を振ったりするだけではなく、体幹を積極的に動かすことで骨盤周りの筋肉を活性化させ、骨盤内の血流を良くすることが可能です。これにより、妊孕力の向上が期待できます。

具体的な運動方法としては、「おしり歩き」がおすすめです。これは、畳一枚分のスペースで行うことができる運動で、骨盤を動かすことで全身を動かすことができます。詳細はネットで検索していただくとわかりやすいでしょう。

ただし、一番大切なのは「実際にやること」です。

ただ知識として理解するのではなく、実際に行動に移すことが大切。

今までの生活習慣や体の状態を変えて、全力で妊活に取り組むことが必要です。

質の良い睡眠、バランスの良い食事、適切な運動、鍼灸の治療、サプリメントの摂取など、全てが少しずつ妊孕力を高めていく要素です。

最後に、誰もが子供を望む自由があり、それは一切年齢によって制限されるものではありません。

年齢と共に妊孕力は自然に低下しますが、それに対抗するためには妊活に対する真剣な取り組みが必要です。

少し厳しい話になってしまいましたが、私たちが伝えたいことは、「妊活に全力を尽くすことが大切」ということです。そして、そのサポートを鍼灸ハナマルが全力で提供します。

次回も妊活のための情報を提供します。皆さんの妊活が成功することを心から願っています。

 

仙台市で不妊治療、不妊鍼灸でお悩みの方は宮城野区の鍼灸ハナマルまで、お気軽にお問合せください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

妊活と睡眠の重要性/自然の力を活用

2023年06月26日

こんにちは、仙台市宮城野区の鍼灸ハナマルです。

今回は妊活における健康的な生活習慣、特に睡眠と日光浴の重要性についてお話ししたいと思います。

妊活において最も重要なことは何でしょうか?
 
それは、自律神経のバランスと良質な睡眠です。
実は、良質な睡眠をとることは、妊娠に必要なホルモンの分泌を促進し、卵子や精子の質を高めるための最良の方法なのです。

睡眠中には、特にメラトニンという睡眠を促すホルモンが分泌されます。
このメラトニンは、酸化ストレスを抑え、卵子の老化を防ぎ、卵子の質に大きな影響を与えることが分かっています。

また、睡眠時間が6時間以下になると、排卵に必要な卵胞刺激ホルモンの量が減少し、妊活の計画に影響を与える可能性があります。
 

では、どのように生活習慣を整えていけば良いのでしょうか?
 
 
まず最初のステップとして、朝日を15分〜30分しっかり浴びることをお勧めします。これには以下のメリットがあります。

1. セロトニンの活性化:
セロトニンは、覚醒、気分、意欲に関連する脳内物質で、セロトニンが低下すると、思考の低下につながります。しかし、朝日を浴びることでセロトニン神経が刺激され、結果的にメラトニンの分泌を促進し、卵子の質が改善します。

2. サーカディアンリズム(体内時計)のリセット:
 
サーカディアンリズムはメラトニンによって調整されます。体内時計を整えることは、自律神経、ホルモン分泌、代謝、そして妊娠の成功率を向上させるためにも重要です。
3. ビタミンDの活性化:
ビタミンDは「太陽のビタミン」とも呼ばれ、皮膚によって太陽光を浴びることで生成されます。ビタミンDは、卵子の質を向上させ、受精卵が子宮に着床しやすくする作用があります。さらに、ビタミンDが不足すると多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のリスクが上がり、精液の質も低下する可能性があるという研究結果もあります。特に、妊活中の女性は、日焼けを避けるためや生活習慣の問題で十分な太陽光を浴びる機会が少ないため、ビタミンD不足になりやすいと言われています

つまり、朝日を浴びることでセロトニンとメラトニンの活性化を促し、体内時計をリセットし、ビタミンDの活性化を促すことができます。これら全てが卵子の質改善に繋がり、妊活を成功させるための重要な要素となります。


朝日を浴びるだけで、これほど多くのメリットが得られるのですから、是非一度試してみてください。妊活において、自分の体と自然のリズムを理解し、それに合わせて生活することの大切さを改めて感じることができるでしょう。次回も皆様の妊活をサポートするためのブログを配信していきます!
 
仙台市で不妊治療、不妊鍼灸でお悩みの方は鍼灸ハナマルまで、お気軽にお問合せください。
 
最後まで、ありがとうございました。
 

血糖値スパイクが卵子と精子に与える影響

2023年06月26日

こんにちは、宮城野区の鍼灸ハナマルです。本日は、妊活中の方々に大切なテーマ「血糖値スパイク」についてお話しします。

まず血糖値とは、血液中に存在するブドウ糖の量を示すものです。

食事によってこの数値は上がったり下がったりします。そして、血糖値スパイクとは、食後の血糖値が急上昇し、急降下する状態を表します。
この乱高下が起こると、身体に大きな負担がかかるだけでなく、卵子や精子の質にも影響を及ぼす可能性があります。

この血糖値スパイクによる症状として、食後に強い眠気やだるさが感じられたり、食後しばらくすると異常な空腹感や冷や汗、頭痛などが現れることがあります。

では、具体的に血糖値スパイクがなぜ卵子や精子質を下げるのか。その理由は大きく2つあります。
 

糖化


1つ目は「糖化」です。これは余分な糖質がタンパク質と結合し、細胞が劣化する現象を指します。結果として卵子や精子の劣化が促される可能性があります。
これは特にPCOSなどの排卵障害を引き起こす原因となることがあります。
 

エネルギー不足

 

2つ目の理由は「エネルギー不足」です。血糖値スパイクが引き起こす身体のだるさや眠気は、エネルギー不足の状態を示しています。
エネルギーは細胞の中にあるミトコンドリアで産生されますが、卵子や精子にもミトコンドリアは存在し、その質に大きく関わっています。血糖値スパイクが繰り返されると、卵子や精子の成熟や分裂に必要なエネルギーがうまく作られなくなる可能性があります。

では、こうした血糖値スパイクを予防するにはどうすればよいのでしょうか。以下にいくつかの方法を提案します。
 
 

血糖値スパイクを予防法


①野菜やタンパク質から食事を始める


日本人に多い三角食べではなく、西洋のコース料理のようにまずは低糖質の食材から食事を始めましょう。



②3食しっかり食べる


食間が空きすぎないように、3食しっかりと食事を摂ることが重要です。食間が長くなりそうな時は、低糖質なスナックを摂るのも一つの手段です。



③食事はゆっくりと噛んで食べる


食事は一口30回程度噛むことを心掛けましょう。これにより食物は細かくなり、消化吸収がしやすくなります。



④食後1〜2時間以内に軽い運動をする


血糖値の上昇を抑えるために、食後1〜2時間以内の軽い運動が有効です。散歩やストレッチなどで十分です。



⑤低GI食品を選ぶ


白米より玄米、白パンより全粒粉のパンを選ぶなど、GI値の低い食品を選ぶことも重要です。
糖尿病、心臓疾患、アルツハイマー病の予防にも役立ちます。また、妊娠中や産後の体調管理にも必要になります。

これからの妊活のために、そして生まれてくる赤ちゃんの健康のためにも、今から血糖値スパイクを予防する生活習慣を身につけましょう。

食事内容の見直しや生活習慣の改善など、一見難しそうに感じるかもしれませんが、小さな改善が大きな結果を生むことを覚えておいてください。

 

 

仙台市で不妊治療、不妊鍼灸でお悩みの方は鍼灸ハナマルまで、お気軽にお問合せください。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

不妊鍼灸は理想の子宮内膜をつくる

2023年06月23日

こんにちは!今回は、妊娠に重要な子宮内膜について解説します。
 
子宮内膜の状態は、着床という妊娠の最初のステップに大きく関わります。では、どのように子宮内膜を理想的な状態に保つことができるのでしょうか?

まずは基本から見ていきましょう。
子宮内膜を厚くするのはエストロゲン、子宮内膜を整えるのはプロゲステロンというホルモンです。
これらは卵巣から分泌されます。
 
そして、エストロゲンとプロゲステロンの分泌をコントロールしているのは、脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンです。
 
つまり、子宮内膜を作る体内の命令系統は、脳下垂体と卵巣の間の情報伝達によって成り立っているのです。

これらのホルモンは、血液の流れに乗って全身に伝わります。それゆえ、健康な子宮内膜を作るには、脳から卵巣までの血液の流れがスムーズであることが必要なのです。血液の流れや体内の循環を整えるのが、鍼灸の得意な分野です。

子宮内膜の厚さは、一般的に排卵期には8~10mm程度が理想と言われています。でも、必ずしも厚さだけが大事なわけではありません。厚さが基準に届かなくても、子宮内膜がきれいに整っていれば妊娠の可能性は高まるのです。

実は、自分自身の子宮内膜の状態は、月経血の色や質からも推測できます。
鮮やかな赤色で、さらさらと流れ、血塊が少ない月経血は、健康な子宮内膜を反映しています。
 
一方、茶色っぽい色やドロドロとした質感、血塊が多い場合は、子宮内膜の状態が最適ではない可能性があります。自分の月経血がこれに該当すると感じた方、または西洋医学の不妊治療で子宮内膜の状態について指摘された方は、不妊鍼灸を試してみることをおすすめします。
 


子宮内膜は、赤ちゃんがくつろぐ「ベッド」のようなものです。
 
子宮内膜が理想的な状態であればあるほど、赤ちゃんは安心してくつろぐことができます。
 
そして、その結果として着床の可能性が高まり、妊娠へとつながるのです。

ですから、自分自身の体を理解し、適切なケアを行うことが非常に大切です。
そしてもし自分一人でのケアが難しいと感じたら、専門家の助けを借りるのも一つの方法です。
 
 
仙台市宮城野区の鍼灸ハナマルでは不妊鍼灸によって血液の流れやバランスを整えます。
 
西洋医学とは違ったアプローチで、子宮内膜の状態を改善し、妊娠へとつなげるサポート致します。

最後に、子宮内膜の健康は自分自身の全体的な健康状態とも密接に関連しています。バランスの取れた食事、適度な運動、ストレスの管理など、日々の生活習慣の見直しも大切です。

自分の体を大切にし、妊娠へと進む道をしっかりと準備しましょう。

それでは、今日はここまでです。次回もお楽しみに!

不妊症に不妊鍼灸が効果的な理由

2023年06月23日

不妊鍼灸とは、体の自然な力を引き出すことで、妊娠への道のりをサポートする方法です。

そのための4つの重要な要素として、子宮内膜の状態、ホルモンバランス、骨盤と腹部の調整、そして自律神経の調整があります。
 
これらが調和を保つことで、妊娠が進行しやすい身体が形成されるのです。
 

子宮内膜

まず、着床しやすい子宮内膜の作り方について見てみましょう。子宮内膜の厚さは、受精卵が子宮に定着し、妊娠を維持するために非常に重要な要素となります。

 
鍼灸は脳から卵巣までの血流を改善し、子宮内膜を育てるホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの働きをサポートします。
 
これにより、子宮内膜が妊娠に適した厚さを保つことが可能となります。
 
よって、鍼灸は子宮内膜の状態を良好に保つ手段として有用なのです。
 
 

ホルモンバランス


次に、ホルモンバランスの調整です。ホルモンのバランスは、女性の体の生理的な機能に大きな影響を及ぼします。鍼灸は肝臓の機能を高め、エストラジオール(エストロゲンの一種)の適切な分解と維持を助けます。このバランスの整ったホルモン環境により、卵の成熟、排卵、着床といった生物学的リズムが調整され、妊娠の可能性が高まるのです。
 
 

骨盤と腹部の調整


続いて、骨盤と腹部の調整です。体の中心となる骨盤や腹部が不調になると、妊娠に必要な各臓器の働きに影響を及ぼします。鍼灸と整体による骨盤矯正は、内臓の位置と血流を改善し、各臓器が正常に機能する状態を目指します。これにより、卵管が適切に開き、精子と卵子の出会いや受精卵の子宮への移動がスムーズに行われ、着床率が上昇すると考えられます。
 

 

自律神経


最後に、自律神経の調整です。ストレスは妊娠に悪影響を与え、自律神経の乱れがその一因となります。鍼灸は自律神経のバランスを整えることで、ストレスを軽減し、心地よいリラックス状態を作り出します。この穏やかな状態は、妊娠しやすい身体を作る上で重要な要素となります。

これらの4つの要素は、全身の健康やホルモンの正しい伝達、エストラジオール値の適正化、
子宮と卵巣の機能、そして甲状腺の働きに影響を与えます。これら全てが調和した状態で体が正常に機能することで、質の良い卵子が形成され、妊娠しやすい体に近づいていきます。

鍼灸は古代中国から伝わる医術であり、その長い歴史と実績が、妊娠を望む多くの女性たちに希望を与えています。それはまさに、体の内側からのアプローチで、自然の力を信じることから始まります。

これらの4つの要素を理解し、鍼灸を用いて妊娠への道のりをサポートすることで、あなた自身の体を知り、体調を整えることが可能となります。

そして、それは最終的に健やかな赤ちゃんを迎えるための最良の道となるのです。

 

仙台市宮城野区で不妊鍼灸なら鍼灸ハナマルにお任せください。

不妊症と自律神経

2023年06月22日

テレビやSNSなどで、よく耳にする自律神経。

しかし正しく自律神経を理解している方は、意外と少ないのではないでしょうか?

自律神経とは、私の身体の各部位を自動的に制御する神経のことで、心拍数や消化、体温調節など生命維持に必要な働きを担っています。

実は排卵、授精、着床、妊娠の一連の流れには自律神経が密接に関係しているのです。

よって妊娠への近道は、自律神経不調を整えることが一番大切なのです。

仙台市宮城野区の鍼灸ハナマルでは、不妊鍼灸では生殖器の血流を改善する鍼灸と

体調不良の原因である自律神経の乱れを整える鍼灸施術を行います。

あなたの自律神経は大丈夫?以下のチェックシートで確認してみましょう。


自律神経チェックシート


□頭痛やめまい、耳鳴りがする

□胸が圧迫される感じがある

□動悸がする

□手足が震える

□便秘や下痢になりやすい

□全身が倦怠感

□手足がしびれる

□胃の調子が悪い胸やけや吐き気がする

□肩こりや腰痛がある

□朝、起きるのがつらい

□寝たり休んでも疲れが抜けない

□喉に違和感がある

□不安、イライラすることが多い

□憂鬱

□集中力がない

□夢見ることが多い

□風邪でもないのに咳がでる


3つ以上該当する項目があった方は、自律神経の不調を疑った方がよいかもしれません。

不妊の方は多く当てはまる傾向にあります。

自律神経とは

自律神経は、心臓の鼓動や呼吸、消化など、私たちが意識しなくても行われる体の機能を管理する神経のことです。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つからなります。交換神経は体を興奮させるアクセルの役割があり、副交感神経は体をリラックスさせる、ブレーキの役割があります。これらのバランスが崩れると、心身のさまざまな不調を引き起こします。

例えば、交感神経が過剰になると、心拍数が上がったり、血圧が高まったりします。また卵巣や子宮、精巣への血流が悪くなります。生殖器官への血流が悪くなると卵子や精子の質を低下させる要因となります。

 

自律神経と男性生殖器


男性生殖器にも大きく自律神経が関係しています。
リラックスして副交感神経が優位になると性器内の血管が拡張して血流がよくなり勃起しやすくなります。強いストレスがあると交感神経が優位な状態になり、勃起しにくくなります。

 ただし、射精に関しては交感神経が支配しています。性行為は自律神経の複雑な高まりと静まりを必要とする行為なのです。

自律神経を乱す原因

自律神経のバランスは、生活習慣や精神状態によって大きく影響を受けます。主な原因は以下の通りです:

1. ストレス:仕事、家庭の問題、健康悩みなどの精神的ストレスは自律神経を乱します。

2. 不規則な生活:睡眠不足、適度な運動不足、不健康な食事、過剰なカフェイン摂取などは自律神経に影響を与えます。

これらの要素は互いに影響し合い、自律神経のバランスを保つためには、全体的なライフスタイルの改善が必要です。


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